奇跡のバレンタインデーのネタ


1944年、第二次世界大戦のさなか。
ロンドン、テムズ川のほとりに、デートを重ねる、ひと組の若いカップルの姿がありました。

第二次世界大戦のさなか、ロンドン、テムズ川のほとり



21歳のアメリカ人、ノーウッド・トーマスさんは、17歳の美しいジョイスさんと知り合い、恋に落ちました。
週末に逢瀬を重ねるふたり。

21歳のアメリカ人、ノーウッド・トーマスさんは、17歳の美しいジョイスさんと知り合い、恋に落ちました

しかし、戦争がふたりの仲を認めませんでした。
ノーウッドさんはノルマンディ上陸作戦に駆り出され、ロンドンを離れることに。激戦のなかを生き残ることができたノーウッドさんは、戦後はそのまま祖国のアメリカへ帰還することになりました。

ノーウッドさんの心のなかは、ジョイスさんのことでいっぱいでした。
彼は、イギリスにいるジョイスさんに手紙で愛を伝えます。そして、アメリカへ来て、僕の家をふるさとにしないか、とジョイスさんに伝えます。

大西洋を隔てて遠く離されたふたり。手紙のやり取りだけでは、時として、誤解も生じます。
ノーウッドさんからの手紙を受け取ったジョイスさんは、なぜか、ノーウッドさんが既に既婚者で、奥さんと別れて自分と一緒になるのを望んでいるのだ、と誤解してしまいました。

こうして、ふたりの手紙を通した交際は終わりを告げました。

ノーウッドさんとジョイスさんはそれぞれ、別の人と結婚します。

長い年月が過ぎ去りました。

1990年代、老境に入ったノーウッドさんはある日、イギリスでの飛行機事故を知り、犠牲になった女性があのジョイスさんだと思いました。彼女は、もう亡くなってしまったのだ、とノーウッドさんは思いました。

長年連れ添った奥さんに先立たれたノーウッドさん。アメリカの片田舎で、病気で体は衰弱し、細々と暮らしていました。

インターネットの時代。ノーウッドさんもまた、誤解していたのを知ります。
飛行機事故で亡くなった女性は、ジョイスさんではありませんでした。

離婚したあと、誰とも再婚することなく暮らしていたジョイスさん。息子さんの手助けで、ノーウッドさんが今もアメリカで暮らしていることを知ります。
88歳の誕生日記念にスカイダイビングをしたノーウッドさんの記事を見つけたジョイスさんは、オーストラリアに移って長年過ごしていました。

インターネットの時代。ノーウッドさんもまた、誤解していたのを知ります。

ノーウッドさん、御年91歳。ジョイスさん、御年88歳。
1945年に別れて以来のふたりの会話です。




ふたりの話はネットで話題になり、ふたりを実際に再会させようと願う人たちの寄付が集まりました。
おかげで、ふたりはこのたび、バレンタインデーにオーストラリアのアデレードで再会するそうです。

バレンタインデーにオーストラリアのアデレードで再会

ソース:70 years later, Virginia Beach vet rekindles a WWII romance

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